小説を読んで脳内洗浄。文字の洪水で雑念を飛ばしてフレッシュな感覚を手に入れろ

本読んでますか？

緊急事態宣言からの外出自粛要請で心が疲れてしまっている時に、本を読んでデトックスってのも悪くないんですよ。

サブスク系サービスを多用している私。Amazon製の月額書籍読み放題サービス【Kindle Unlimited】も、もちろん利用中。

愛読書の家電批評を読めたのがサービスを利用するきっかけでしたが巣篭もり生活の中で新しい挑戦をしたい！と思い【速読×小説】にチャレンジしてみました。

相性が悪そうと感じる速読と小説の組み合わせに意外な副産物があった

はじめに私のステータスです。

◆小説は基本的に読まない。最後にガッツリ読んだ記憶はリングらせんループバースデイの長編が最後なはず。

◆速読は習ったわけではなくて独学。「気になる本があるから読んでみて」とお願いされればザザッと読んで感想を言える程度の能力。

◆速読と小説の組み合わせははじめて。挑戦するタイミングがなければ一生やらなかったと思う。

速読のイメージはわんこそばかなぁって。ゴリゴリ脳内に入っていくんだけど味わいが減少してしまう。味覚を犠牲にするかわりに喉越しを味わう的な。

逆に言えば【文字の空気や風味を味わおうとすればするほどにスピードが減速してしまう】んです。まぁ、しゃーないっちゃあしゃーない。トレードオフ的なやつですね。

映像作品はたくさんみますが小説は私の生活に馴染まなくて習慣化はしませんでした。ですが、暇ついでに挑戦してみたところ思いの外収穫がありました。

案外ストーリーが入ってくる

短編小説でテスト。

5分後に意外な結末 1 赤い悪夢

発売日: 2013/12/03
メディア: 単行本

5分くらいで一つの物語が終わるショートストーリー。意外でしたが物語が味わえることが判明。嬉しい誤算です。

コツとしてはタイトルで全体像を漠然と捉える。文字を読む速度に合わせて映像として脳内に出力させて飲み込む。ある程度先を読みつつ読み進める。

こうすることで【意外な結末】も込みでストーリーを楽しめました。

でも、イメージを掴み損ねた部分に関しては読んだ記憶も薄く、結末に関する楽しみも奪われてしまって厳しかったですね。

頭が活性化する

雑念が取り外されて強制的に脳のバランスが切り替わります。

自粛の影響もあって頭全体にモヤがかかったような、空気が重く感じられるような鈍さがありましたが、選択の集中により濁りが消えて前向きな気持ちに変わっていきました。2冊目に突入したいと思えるくらいに前向きな感情になれたし（結果2冊目に挑戦してみた）仕事についての新しいアイデアも生まれました。生活のルーティンにするかはわかりませんが、気分を変える必殺技として機能しそうです。

小説＝長く時間が取られるという先入観を払拭できた

どうしても物語をあじわってしまう性格なので小説を速読しようなんて考えたことすらありませんでしたが、読み終わるまでの平均時間の半分以下で読み終えることができたので苦手意識が払拭できました。

これからは食わず嫌いにならずに小説を読めそうだし、誰かが紹介する小説にも積極的に挑戦してみても良いな！と、思っています。

小説を短時間で読んでアウトプットすることができるようになったので、新しい価値観を得るためにもこれから挑戦を続けていきます。

Kindle Unlimitedで適当にピックアップしてテストしてみるか
表紙が可愛かったから pic.twitter.com/aFLGOzGbg2
— ume liquor＠拠点管理人 (@umeliquor) 2020年5月9日

どんでん返し系のショートストーリー。
速読しながら先を読むのもおもしろいな。
タイトルでイメージしておかないと脳内で絵が描けなくて詰む。
いかに自分の物語として処理しつつ先を読むか？にかかっているな。
平均3時間だから3分の1以下で消化。 pic.twitter.com/AXWmRaSkIp
— ume liquor＠拠点管理人 (@umeliquor) 2020年5月9日